Geo Story 米国クラフト醤油の可能性「 MORIMI inc の挑戦 」 米国産クラフト醤油の可能性を開くボブ・フローレンス氏 化学者でもあるボブ・フローレンス氏は醤油に魅了され、自らクラフト醤油ブランド「MOROMI」を設立しました。日本国内の数々の醤油蔵の方々にコンタクトを取り研究をする中、千葉県香取市にある「ちば醤油」の飯田恭介 社長との運命的な出会いにより、醤油のクオリティーが飛躍的に高まったとボブ氏は語ります。 伝統的な醤油づくりと米国の自然環境が醸すフレイバーの 「クラフト醤油」とボブ氏は自らの醤油づくりを例えます。米国コネチカット州に本拠地を置くMOROMI社では地域の大豆、天然水を使い、麹と塩と共にその土地の風土を活かした醤油の味覚を整えます。微生物との相性が味を決めるという心情のもと、米国の様々な地域の気候や自然環境に適した醤油づくりができる可能性があるといいます。そしてその土地ごとのフレイバーの違いを楽しむ文化が生まれることで、醤油文化を広めたいと願うボブ氏。キーワードはクラフト&ジオ。醤油の新しい時代が訪れています。 コネチカット州から米国の醤油カルチャーが進化 大西洋に面するコネチカット州は米国北東部に位置し、北はマサチューセッツ州に接し、東はロードアイランド州に、西はニューヨーク州、南は大西洋に続くロングアイランド湾に面しており、海洋性の土地柄で農業が豊かな地域です。クラフト醤油の元となる大豆の生産量も豊富で、MOROMIが作り出す様々なフレイバーのクラフト醤油が州の各地で普及しています。米国における醤油文化の拠点としてコネチカット州からの未来に目が離せません。 MOROMI https://moromishoyu.com/ PARTNERSHIP