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Geo Story Shinji Watanabe  

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中学生から考える宇宙と地球の食

未来が近くまで来ています。初めに思ったことです。肉や野菜など普段手に入ると思われている食材が枯渇する未来を想像する時、私たち世代に何ができるだろうかと考えました。中学生の私はこうした考えに早く出会えたことで見える世界が変わってきました。

 
 
 
 

料理屋に生まれて思うこと

私が料理屋の倅として生まれたことを良かったと小さい頃から思っています。何故ならば、いつでも美味しい食べ物が食べられるからでした。成長するに従って、いま目の前に出てきている食べ物が様々な人々の手を渡って、伝わってきていることを認識し始めました。そしてそれは世界の食がつながっているという感覚になってきました。それによって、僕自身は食品ロスを無くしたいと思うように思い始めました。僕は4人兄弟ですが、妹ともこのことはよく話しています。食べ物を残すことは本当に地球と人間社会にとってよくない影響を及ぼします。

 

これから大人になる僕へ

僕はこのあと市内の高校に進学します。これからの社会はもっともっと情報化が進むと思います。それによって人と人との接し方や、社会のあり方が大きく変わってゆくと思います。そんな中、食と人類の在り方も変わってくると思います。人口が増えることで、世界の人々が食べる食材の量や種類も大きく変化します。そんな中、伝統をしっかりと再認識しつつ、新しいことを取り入れ、その上で未来を見据えた視点で地球の食を見つめ直すべきだと考えています。
自分自身が何から変化できるか考えました。それは身近にできることから始めることです。具体的には新しいことを知り、見聞を広め、興味関心を高めることが重要だと考えています。
成長するに従い、様々な人々と出会うことが出来ます。深く一人一人との出会いを大切にし、様々な食文化に接することで、新しい自分を見つけてゆきたいと考えています。
今回、ジオ・ガストロノミーという考え方に接した時、未来を感じました。食に対する考え方が変わった僕は、未来の扉を確実に開いて行けると確信を持っています。

 
 
 

辰元 渡邉 真慈

 
Shinji Watanabe
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